ぴいす本八幡:令和2年度の報告

休校期間中のスタート 

3月にプレ開設し、2020年度から本格的に新入児童を迎える予定だったところ、緊急事態宣言下での休校措置というこれまで経験したことのない状況でのスタート、試行錯誤の日々となりました。休校に加え公設の学童も閉じてしまった中、民間学童としてどうするべきか議論し悩んだ末、「行き場のない子どもがいる中、閉めるわけにはいかない」と、開き続けることを決めました。どのように感染対策をすればいいのか、ソーシャルディスタンスを保ちながら遊ぶにはどうすればいいのか、ストレスを抱えている子どもたちとどのように信頼関係を作っていけるのか・・・、全てが疑問だらけの日々でした。一時利用を申し込んできた1年生の保護者は、「在宅の仕事となったが、子どもがいる中で全く仕事にならない」と、疲れ切った表情で来られ、民間学童の必要性を改めて感じました。 

移転後の再スタート 

八幡小学校前の平和堂文具店の2階でスタートしたのですが、民家のため防音がしっかりしておらず、子どもの足音や声が響くのではと気にする日々が続いていました。多少子どもが騒いでも大丈夫な移転先を探していたところ、八幡小学校区内に物件が見つかり、令和2年7月下旬、現在の場所に移転しました。夏休みに向けて、新しいぴいす本八幡を知ってもらうために一時利用の告知をし利用児童を募ったところ、近隣小学校に通う児童の一時利用や私立小に通う児童の短期利用が広がりました。

メディア掲載

ちいき新聞(2020年11月17日発行)