概要

つながる! ひろがる! 感動体験!

Mission

子どもといっしょに「異年齢で見る、遊ぶ、話す、作ること」を通して、

みんなの自己肯定感を育みます

Vision

全ての子どもとおとなが人と人の中で育ち合い、

わくわくドキドキ笑顔があふれる社会の実現!

子どもを取り巻く環境は・・・

五感で体験する機会の減少
多様な価値観&関係性の減少
自分自身で考え自己決定する機会の減少
利便性の選択、サービスの過多
弧育て
地域の弱体化
  

  ⇒ 
将来に夢を持てない        
やる気や意欲の欠如
自己肯定感の欠如
いじめ

児童虐待

私たちの思い・・・

子どもの権利条約は、子どもの基本的人権を国際的に保障するために定められた条約です。 18歳未満の児童(子ども)を権利をもつ主体と位置づけ、おとなと同様ひとりの人間としての人権を認めるとともに、成長の過程で特別な保護や配慮が必要な子どもならではの権利も定めています。1989年の第44回国連総会において採択され、1990年に発効しました。日本は1994年に批准しました。

文部科学省のページ

市川子ども文化ステーションは、この条約にある「子ども観」を大事に活動しています。

子ども時代の豊かな出会いと体験は、

困難にも立ち向かい、自分で人生を切り開いていく力となっていきます。

主な活動

input

演劇や芸能、音楽などの芸術文化を体験し感動する場を作ります

output

子どもも大人も、地域の多様な人たちも、ともに遊ぶ場を作ります

居場所作り

ひとりひとりが主体者でありまた受益者でいられ、様々なかかわり方ができ、安心できる場を作ります

設立趣旨書

  私たち市川子ども文化ステーション(旧市川おやこ劇場)は、文化的な体験活動を通して、市川の子どもたちが人とのつながりを感じながら育ちあうことのできる地域社会をつくります。

 1983年市川に『おやこ劇場』が発足して以来、「子どもたちのために演劇や芸能、音楽などの良質な芸術文化に触れる場を作りたい。異年齢での遊 びなどさまざまな体験を通して、子どもたちの友情と自主性、創造性を育くんでいきたい。」と活動してきました。そして、会の発展に伴い、より地域に密着し たきめ細かなとりくみができるよう、『市川行徳おやこ劇場』『市川中央おやこ劇場』ならびに『市川北おやこ劇場』として、3団体が協力して活動してきました。

 近年、世の中の急速な変化の中で、子どもを取り巻く状況は、複雑化してきています。校内暴力やいじめ、相次ぐ少年たちの事件には心が痛み、子ども たちの追い詰められている様子がうかがえます。このような子どもたちの背景には、小さいころから積み重ねられ、人と人との関わりの中で身についていくはず の社会的体験が希薄になっているという現状があると思います。高度情報化の波は、自由な発想を次々に生み出して生活を豊かにしていますが、子どもたちの成 長にとっては、自然、芸術、人との関わりから得られる生の体験や感動を充分に重ねることが不可欠です。
 子どもを人格ある社会の一員として位置づけているのが子どもの権利条約です。しかし現実は、まだまだ充分な状態とはいえないでしょう。個性を認め、自分 たちで考え、集団の中で自己を表現しながら互いを認めあうことの大切さは、人と関わるときの基本になります。そして、ゆとりある空間の中で、異年齢の子ど も同士が語り合い、育ちあう場を積極的につくっていく必要性があります。その中で培われる自主性や創造性は、大きな「生きる力」となっていくでしょう。

 市川市は、教育や生活文化面で先進的な試みや研究もなされています。しかし一方では、都市型環境ゆえ、人と人との関係が作りにくい状況にあるといえます。
 そこで、市川おやこ劇場は、行政や諸団体及び企業などさまざまな人と協働し、子どもたちに自主的、創造的、そして文化的な体験活動の場や環境をつくりま す。そして、17年間培ってきた3地区の活動の経験を生かし、身近な子育て支援をしながら、市川の子どもたちが、安心して人間性豊かに育ちあうことのでき る地域社会を、さらに広げていくことをめざして活動していきます。

2000年10月28日  市川おやこ劇場設立総会

2006年9月28日 名称変更 「特定非営利活動法人市川子ども文化ステーション」

定款