子どもがつくるまち「ミニいちかわ2007」報告

ご参加、ご協力いただいた皆様、ありがとうございました!

2007年10月 6日(土) ~ 10月 7日(日)  行徳駅前公園
2007年10月13日(土) ~ 10月14日(日)  大洲防災公園
10時 ~ 15時
対象者:4歳 ~ 18歳までの子ども

参加人数

行徳会場  1日目 1,120人   2日目 1,200人
大洲会場  1日目 1,314人   2日目 1,270人   延べ人数(約4,900人)

スタッフ人数(4日間延べ人数)

10代 ~ 20代 スタッフ  100人 (中学生・高校生・青年)
大人 スタッフ          350人

協力

地域の小中学校、自治会、市民団体より、テント・椅子・机・駐車場・備品の借用

後援

市川市、市川市教育委員会、市川市青少年相談員連絡協議会
市川市子ども会育成会連絡協議会、(特)市川市ボランティア協会

目的

子どもたちがあそびのまちを作り、市民としてそこで生活することを体験する。子どもたちは好きな仕事を選び、働いて対価として地域通貨を得て自由に使う。面白さを追求しながら、主体性と想像性を発揮できるあそびのまちを作っていく中で、子どもたちの自由に発想し、自分の意思で行動していく行為により、達成感や自己肯定感をもつことをめざす。また、異年齢の子ども同士や多くのスタッフと交流することで、子どもたちのコミュニケーション力を育む。企画から運営までを中・高生が主体となり、青年・大人と共に創り上げる子ども参画を実施する。

「子どもがつくるまち」は
それぞれのまちを愛する気持ちから生まれている。
子どもたちの決める力、変えていく力から生まれている。
圧倒的に面白くて、徹底的に遊びのまちである。
(全国子どもがつくるまち主催者サミット宣言2007,4,30)

当日のようす

昨年は、対象年齢を0歳~18歳にしていたが、参加者が増えたこと、最も体験してほしい小学生に事業を届けるために、今年は、4歳以上にしたにもかかわらず、参加人数が昨年より増えていて、多くの子どもたちに望まれている事業になっている。参加者の割合も、幼児より小学生が多く、小学生高学年の割合が高く、意識のある子どもたちの参加が増えているため、参加人数が多くなったが混乱はなく、コミュニケーションをとりながらやりとりしている場面がいろいろなところで見られた。
今年は、市内の小学4年生以上に対し、ブースの店長・まちを動かす市長の募集ちらしを配布したところ、多くの申し込みがあった。34のブースに51人の店長と各会場に市長が誕生し、子どもたちのユニークな発想で、更におもしろいまちになった。責任者として多くの青年が店長の子どもたちと関わり、幅広い異年齢の交流が生まれた。今年から、子どもが大人にミニいちかわのことを教える「大人の学校」ブースを設け、先生は子ども、大人は試験に合格しないと卒業できない・・・合格するとミニいちかわを見学できるというシステムに楽しそうに参加している大人の様子が見られた。 また、市民活動団体支援制度に参加して、会のPRができたことで多くの支援を得る事ができた。そして、社会性のある事業であることに、会員が自信をもって伝えていくことができた。

子どものまちに関心のある市外の団体協力はあるが、子どもを見守る地域を作っていくために、様々な分野の方々と連携し、早い段階から交流を図り働きかけていきたい。
中高生の子ども企画事業として、5年間継続してきたことで、多くの青年スタッフが育ってきているので地域が、子どもたちにとっていきいきとしたものにたっていくためにも、この事業は継続し、店長及び、市長制度の充実をはかり、1年間を通した取り組み方を考えていきたい。

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